ネズミやゴキブリさえ逃亡…ジャイアンリサイタルに行きたい人たち
誰もが嫌がるジャイアンのリサイタルに、自ら行きたいモノ好きとは。
ドラえもんとのび太が恐れる、ジャイアンのリサイタル。そこまでひどいなら、自分の耳で確かめてみたいと思う人もいそうだ。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の『ドラえもん』を観たことがある男女1,181名に「ジャイアンリサイタルについて」の調査を実施。
「ジャイアンのリサイタルがあれば、行ってみたいと思う」と答えた人は、全体で19.6%。多くの人はドラえもんやのび太のように、居留守を使っても逃げたいようだ。
■ファンにとってジャイアンリサイタルは夢
年代別では、20代から30代が多い割合になっている。
まだまだ若い人たちは、怖いもの知らずなのだろうか…。
「どれほど下手なのか、生で聴いてみたい」(20代・男性)
またファンからすれば、貴重な体験だと思うようだ。
「あのジャイアンが、あの空き地で無料ライブ。小さい頃からファンだった僕からすれば、会社を休んででも行きたい」(30代・男性)
ドラえもんやのび太からすれば、信じられない考えだろう。
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■聴かないとギッタンギッタンにされる
一方で、行かないと答えた人の意見は、下手な歌が嫌ではなくジャイアンの人間性に関するものだ。
「ちゃんと聴かないと、『ギッタンギッタン』にされそう」(40代・男性)
しかし、子供がいる女性からは、嫌だけど付き合いで行くかもとの声もある。
「子供のお遊びなので、面倒だけど最終的には付き合うしかないかな…」(40代・女性)
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■ジャイアンはそれほど音痴ではない
そもそもジャイアンの歌は、そんなに下手ではないとの意見も多い。
「ちょっと音程を外しエコーがかかっているだけで、そこまでひどいとは思わない。アイドルのライブではもっとひどいグループもあるのに、お金を払って行くのだから。
知名度の高いジャイアンが本気を出せば、空き地をいっぱいにできるはず」(30代・男性)
しかし、ジャイアンが歌えば、周囲に膨大な悪影響を与える。
「窓ガラスが割れ、飛んでいる鳥が落ちるなどの力を、なにか有効的な力に使えればいいのに」(20代・男性)
この試みは、漫画で実際に行なわれている。ドラえもんのひみつ道具「驚音波発振式ネズミ・ゴキブリ・南京虫・家ダニ・シロアリ退治機」を使用し、ジャイアンの歌で害虫を駆除したのだ。
あれだけ嫌がる同級生でなく、わずかながらでも行きたい人たちに招待状が届けば、お互いに幸せなのだが…。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代のドラえもんを観たことがある男女1,181名(有効回答数)