『西郷どん』想像以上のスイーツ大河展開に 離脱寸前の人続出か
原作・林真理子、脚本・中園ミホの大御所コンビも、ストーリーへの評価はいまいち?
11日、鈴木亮平主演大河ドラマ『西郷どん』(NHK)の第6話が放送された。
劇団ひとりの熱演に注目が集まる一方、恋愛要素の濃いストーリー展開には疑問の声も相次いでいる。
■これまでの『西郷どん』
薩摩の武士・西郷吉之助(鈴木)は年貢の徴収を行う役人の補佐役をつとめていた。しかし、農民たちの生活は苦しく、年貢が払えずに借金を重ねてしまう者もおり、吉之助は自分の無力さを噛みしめる日々。
斉彬(渡辺謙)は父・斉輿(鹿賀丈史)を隠居に追い込もうとするが「お由羅騒動」が勃発。最終的に斉彬が「ロシアンルーレット」で斉輿と藩主決めを行い勝利する。
こうして斉彬がついに藩主となるが、その後行われた御前相撲で吉之助が斉彬に投げ飛ばして勝利し、牢に入れられてしまう。
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■謎の漂流者と「LOVE」をめぐる物語
牢屋に入れられた吉之助は、そこで衰弱した謎の漂流者(劇団ひとり)と出会う。吉之助を警戒して口を閉ざしたままの男だったが、男を襲う刺客が現れた隙を突いて、吉之助は牢を脱出。そのまま男を西郷家にかくまうことになる。
男の心を開くことに成功した吉之助は、彼がジョン万次郎と言い、幼い頃に別れた土佐の母親に会いに異国から戻ってきたことを知る。
そして、じつは吉之助はジョン万次郎の素性を探るために牢に入れられていたことも判明。斉彬はジョン万次郎に直接会い、異国についての知識を手に入れようとする。
一方、吉之助への想いを抱いたまま嫁入りの日が迫っていた糸(黒木華)は、外出を禁じられ家の中にこもる日々が続く。そんな糸を連れ出した正助(瑛太)は、ジョン万次郎から聞いた「LOVE」について糸に聞かせる。
しかし、吉之助は糸の想いにまったく気づかず。自分が彼の心の中に居ないことを知った糸は、縁談を受けることを決めるのだった。