自然現象なのに教師からの許可が… 授業中のトイレにまつわるエピソード
授業中にトイレに行くには、先生の許可が必要だった。
授業中なのにトイレに行きたくなった経験――多くの人が思い当たるのではないだろうか。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,347名を対象に調査を実施。全体では51.6%もの人が、「授業中にトイレに行ったことがある」と回答。多くの人が勇気を出し、「トイレに行きたい」と先生に伝えている。
■トイレと偽りサボり
性年代別では、40代男性が一番多くなっている。
中には本来の目的以外で、トイレに行く人もいたようだ。
「中学の頃はちょっとヤンキーっぽい感じで、イキっていた。授業中にトイレと言って、抜け出したことも。先生もやりそうだってわかるから、その攻防を楽しんでいた」(40代・男性)
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■先生に「はしたない」と言われ…
女性からは、みんなの前で「トイレに行きたい」というのが恥ずかしかったとの声も。
「行きたくなっても、ひたすら我慢していた。授業が終わったらトイレに猛ダッシュ。先生に怒られるのが嫌なのもあるけど、授業中にみんなの前で『トイレに行く宣言』をするのが恥ずかしくて…」(20代・女性)
大きな声で怒られて、余計に恥ずかしい思いをすることも。
「『トイレに行きたい』と先生に言ったら、『授業中にはしたない』と返された。年配の女性だったから、『女性がおおっぴらにトイレに行くなんて』って考えがあったのかも。それじゃあ、大声で怒らないでよって感じ」(30代・女性)
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■学校でうんちに行くには
授業中のトイレは、小学校の頃に誰もが恐れた事態を回避できることも。
「学校でうんちをすると、しばらく言われ続けるのが子供の世界。クラスメートにバレずにできるのは、授業中くらいしかない。先生に怒られるよりも、クラス中に広まるほうが嫌だった」(30代・男性)
しかし、そう上手くはいかないことも…。
「授業中にトイレに行くってなると、『うんこなの?』とザワザワしだす。なんで子供は、あんなにうんこが好きなのか…」(40代・男性)
休み時間に済ませておいても、生理現象は止められないもの。できれば、大目に見て欲しいものだが…。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代男女1,357名 (有効回答数)