生まれ変わっても今と同じ職に就きたいと思う? 答えは圧倒的に…
もし生まれ変わることができたら、同じ職に就きたいと思うか聞いてみたところ…
社会人になると、家よりも職場にいる時間のほうが長くなる。中には、日々ほとんど遊ぶことなく、ひたすら仕事に打ち込んでいる人もいるはず。
好きな職業に就いているなら苦にならないが、意に沿わない形となってしまった人にとっては苦痛。「せめて生まれ変わったときは別の仕事に…」と思うかもしれない。
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■生まれ変わっても同じ職に就きたい?
しらべぇ編集部では全国20代〜60代の有職者男女649名に、生まれ変わることができた際の職業について調査を実施。
結果、「今の職業に就きたい」と答えた人は、21.3%。有職者の8割は、来世では違う職に就くことを望んでいるようだ。
「今の仕事に満足はしているけれど、次は違うことをしてみたい」と考えている人もいるため、一概には言えないが、「現在の職に満足していない」人がかなり多いものと思われる。
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■世代別に見ると…
「生まれ変わっても今の職業に就きたい」と考えている人を世代別に見ると、ある傾向が。
40代の割合が著しく低く、15.4%しか存在していない。40代前半はいわゆる「就職氷河期世代」で、自らが希望する職業に就くことができた人は、かなり少ないと言われる。そんな社会情勢が反映された結果といえるかも。
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■両者の意見は
両者の意見を聞いてみた。
<就きたい派>
「私は看護師をしています。ミスが許されず、時間も不規則なので日々大変ですが、人の役に立つ仕事なので、やりがいがあります。
元々OLをしていて、つまらない日々を送っていたので、看護師の仕事は楽しい。生まれ変わっても、この仕事をしたいと思います」(20代・女性)
<就きたくない派>
「自分らの世代は希望する職に就くことは本当に難しかった。就職活動に行くと、落とす前提で面接されることもしばしば。自分は、本来マスコミ関連の仕事に興味があったのですが、受からなくて。
結局、コンピューター会社に就職。プログラマーとして右も左もわからずプロジェクトにぶちこまれ、技術を覚えたと思ったら、夜遅くまで残業代なしで働かされ、給料もほとんど上がらない。本当に地獄ですよ。
生まれ変わることができたら、もう少し勉強して公務員にでもなって楽がしたい」(40代・男性)
やはり現状の仕事に満足し、やりがいを感じている人ほど「生まれ変わっても同じ職」と考える傾向があるよう。そのような仕事に出会えた人は、かなりの幸せ者かも。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国20代~60代の有職者649名(有効回答数)