交番のバイクからガソリンを盗んだ警察官が書類送検 その動機と行動に怒りの声
広島県内の交番に勤務する警官が公用バイクのガソリンを盗み、自分のバイクに入れる窃盗を起こしていた…
現代社会にとって欠かすことのできない重要なもの、ガソリン。枯渇すると交通はもちろんのこと、流通にも支障をきたし、国民の生活が立ち行かなくなる。
生活はもちろん、経済にも重要な役割を果たすガソリンが、1人の警察官の運命を変える事件を引き起こした。
■公用バイクのガソリンを…
事件があったのは広島県内の交番。車庫に止められていた公用バイク4台のガソリンが、不自然に早く減っていたのだ。
警察が交番に勤務する警察官に話を聞いたところ、30歳の巡査長が盗んだことを認める。給油ポンプでガソリンを約2リットル抜き取り、あろうことか自分のバイクに入れていたという。
警官としてあるまじき行為をした巡査長は、4月6日に窃盗の疑いで書類送検。同時に減給の懲戒処分となり、同日、依願退職した。
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■その動機は…
ガソリンの窃盗で職を失ってしまった30歳の巡査長。なぜかこのようなことを起こしてしまったのだろうか。その動機について、
「自分のバイクがガス欠で、つい入れてしまった。家に帰るためだった」
という趣旨の供述していることがわかっている。
ガス欠による移動手段の確保の危機から、警察署内でガソリンを盗むという暴挙にでてしまったよう。ただし、「複数回にわたり盗みを働いていた」との情報もあり、常習性の指摘も。
詳細は今後明らかになるものと思われるが、事態を見るかぎり、残念ながら警察官には適さない人物だったといわざるを得ないだろう。