今夜9時『モンテ・クリスト伯』最終回2時間SP 復讐の渦に巻き込まれた人たち
主演のディーン・フジオカからは、「“一番最後の絵”にたどり着くまで堪能して」とのコメントが
ディーン・フジオカ演じるモンテ・クリスト・真海が、緻密で大胆な復讐を繰り広げる『モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―』(フジテレビ系)。
今夜9時より、2時間スペシャルで最終回が放送される。
前回の第8話では、ターゲットたち全員が真海の正体に気づき、多くの登場人物たちが、華麗なる復讐の渦に巻き込まれている。今夜の放送を前に、それぞれの現状を整理してみよう。
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■幸男とすみれ――壊れた夫婦
その正体はエデルヴァであり、自分を殺そうとしてきた愛梨(桜井ユキ)に救われ、一命をとりとめた南条幸男(大倉忠義)。しかし、そこへ真海が改めて幸男を仕留めにやって来た。
暖を陥れたと知り離婚を告げたすみれ(山本美月)が現れ、咄嗟に真海を止めるが「どうしてもやるのだったら私がやる」「暖にそんなことをさせたくないから」と言い、「だったらお前がやれ」と注射器を渡される。
その後、すみれは点滴に真海から渡された注射器で、薬品を注入しようとするが、明日花(鎌田恵怜奈)がいることで躊躇していた。
すると突然起き上がった幸男は、すみれの首筋に鋭利なものを突き付けて羽交い絞めにし、「あいつんとこ行くぞ。暖ちゃんとこだよ」と、すみれを連れ出す。
すみれが真実を知ってしまった今、そこにはベストパートナー賞に殿堂入りするほど、仲の良かった夫婦の面影はない。真海のもとへ向かう二人に、どんな結末が待っているのか――。
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■監禁された神楽と、留美の逃避行
真海の正体に気づき、入間公平(高橋克典)にその対応を依頼した神楽清(新井浩文)。その入間からの情報で、妻・留美(稲森いずみ)と行動を共にしている安堂完治(葉山奨之)が、寺門類(渋川清彦)を殺害したと知る。
そこへ安堂に金を貸していた天野(柳俊太郎)が現れ、神楽に金を貸すと言い出す。安堂との逃走資金のため、そこから留美が金を奪って逃げようとすると、秘書・牛山(久保田悠来)に止めるように指示。
しかし、牛山は留美を逃がし、逆に神楽を頭突きで倒す。天野と一緒に訪れた男が、そのまま神楽を殴り、気づいたときには監禁されていた。その場所は、かつて暖がエデル共和国で収監されていた監獄にそっくりだった。
果たして、神楽の身に何が起き、これからどんな仕打ちが待ち受けるのか?
一方、留美は警察に追われる身となった安堂に、実の母であることは明かさぬまま「世話焼きばばあ」だと笑って言い、逃避行へ。
ずっと悲し気な様子が多かった留美が、母の強さを発揮。安堂と行動している時に見せる表情が、とても幸せそうなだけに、このまま逃げ切ってほしいと思う人も多いはずだが…。