新幹線で子供が泣き、隣の女性が耳栓 「ショック」という投稿に賛否
子育て世代に心広く接するのは大事だが、優しさを求めるのはちょっと違う?
この少子高齢化の現代、「子供は母親が育てるべき」という考えは過去のものとなりつつあり、「社会で育てる」方向へとシフトしようという動きも生まれている。
だが、優しさや思いやりといった代物は、受ける側が求め始めると途端にややこしくなる側面もある。今、「はてな匿名ダイアリー」に投稿された「子供の泣き声に耳栓されて心が折れた」というエントリーが話題になっている。
■子供が泣き出し、隣の席の人が耳栓
投稿者の女性によると、新幹線に乗っているとき子供が泣きだしたため、あやしながら謝ろうと思ったところ、隣の席に座っていた若い女性が無表情のままノートパソコンを閉じて、耳栓を取り出し装着。そのまま寝てしまったのだという。
「なんだかそれが、すごくショックだった」と語る投稿者。その理由は「我関せずの態度が、何故かものすごく悲しくて」というもので、「涙が出そうだった」とまで。
大丈夫ですよと声をかけてくれたり、ニコッと笑ってくれれば投稿者としては十分だったのだが、まるで「無」であるかのように扱われたことが悲しかったのだそう。
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■疑問・反論が殺到
この投稿に対し、他のネットユーザーからは多くの疑問・反論が寄せられることに。
・耳栓女性めっちゃいい人じゃん、不快に思ってるのに文句の一つも言わないんでしょ? 立派だと思う
・耳栓して寝たってことは、たぶん普段から新幹線乗って寝るときは耳栓する派の人。普通耳栓持ってないもん。たまたま赤ちゃん泣いてたから気になったんだろうけど、気にしなくていいと思う。おつかれさま、同志よ
・悪いけど知り合いでもない親子連れにそこまで心を寄せる義務はないとおもう…/「優しそうに見える人」って、勝手に期待されて勝手に裏切られた気持ちになられて勝手に恨まれるから本当に損だよね
・別に仕事に集中したいだけの普通の人じゃん。でもそうは感じなかったのね
・子供の泣き声が嫌いイコール子供嫌い、ではないよね… 新幹線の中は結構貴重な書類作る時間だったり仮眠取る時間としてスケジューリングしたりするから、隣が誰であれ「無」であるのが本来は理想
「文句を言わずに耳栓を装着している時点で思いやりがある」や、「好意を求めるのはおかしい」などがその理由のようだ。