「鉄人」衣笠祥雄氏が急逝、著名人が哀悼の意 山本浩二氏「まさか」
元広島東洋カープの衣笠祥雄氏が死去。各界から哀悼のコメントが相次いでいる。
プロ野球・元広島東洋カープの衣笠祥雄氏が、23日に死去していたことが分かった。死因は大腸がん。71歳だった。星野仙一氏に続き、球界のレジェンドがまた1人この世を去った。
2,215試合連続出場の記録を持つ「鉄人」として知られ、引退後は野球解説者などとして活躍。その物腰柔らかな語り口で、世代や球団の垣根を超えて広く愛された。
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■山本浩二氏も衝撃「まさか」
1970~80年代のカープ黄金期を衣笠氏とともにけん引した「ミスター赤ヘル」こと山本浩二氏は、この日『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)の生放送に電話出演し、コメントを発表した。
「体調が悪いとは聞いていた。先週、解説をしていたが、声に元気がないと感じていた」というが、突然の訃報に「でも、まさかね」と言葉を詰まらせる。
「キヌがいたから私も成績を残せた、良きライバルだった。痛いところがあっても、知らん顔して平気で打席に立つような選手だった」と現役時代を振り返った。
また、TBS系『ひるおび!』では、ニュースを読み上げる高畑百合子アナウンサーが涙声になるシーンも。本来であればプロ失格の「失態」だが、今回ばかりはやむを得ないというほかない。
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■「信じられなくて何も書けません」
また、各界の著名人もSNSなどで哀悼の意を表明している。現役時代を衣笠氏とともに戦った北別府学氏は自身のツイッターで、「信じられなくて何も書けません」と動揺する思いをつづった。
実は午前中打合せの最中からもしかしたらという知らせが入っていました。
衣笠祥雄さんが亡くなられました。
言葉もありません。
衣笠祥雄さんとの思い出は沢山ありすぎるくらいです。
すいません、まだ信じられなくて何も書けません。
— 北別府 学 (@m_kitabeppu) April 24, 2018
3度の盗塁王などで知られる高橋慶彦氏は「衣笠さんが天に野球をしに行ってしまいました」と、叙情的な言い回しで悲しみを表現している。
今日衣笠さんが天に野球をしに行ってしまいました。大好き、素晴らしい先輩、いろいろな言葉が有ると想いますが、どんな言葉を探しても見つかりません、コメントをと言われましたが言葉で表すことが出来ません。言えることは私も野球をしにゆくのでその日まで待ってて下さいと言うことです、
— 高橋慶彦 (@yoshihiko_2) April 24, 2018