被害額3000億円超『漫画村』刑事告訴 マツコ「作り手が儲ける方法を考えるべき」
大手出版社が海賊版サイト『漫画村』を告訴。『5時に夢中!』ではマツコ・デラックスが持論を展開し賛否が…
14日、漫画や雑誌などがアップロードされていた海賊版サイト『漫画村』を、大手出版社が刑事告訴したことが判明した。
この報道を受け、14日放送『5時に夢中!』(TOKYO MX)でマツコ・デラックス(45)が持論を展開。その内容に賛否が起きている。
■刑事告訴に至るまで
2016年1月に開設された『漫画村』。2017年9月からの半年間で延べ6億2,000万人が閲覧、被害額は推定3,200億円にのぼると試算されている。
4月には国が『漫画村』など3サイトを海賊版と名指し、ネット接続業者に接続遮断を求めるなどして対応。遮断後も、『漫画タウン』と名を変え一時的に復活するなどイタチごっこが続いていた中で、今回の刑事告訴が判明した形だ。
関係者によると告訴したのは講談社でほかの大手出版社も告訴準備中。『漫画村』に著作権を侵害されたとして著作権を持つ漫画家が委任、福岡など複数の県警に容疑者不詳で告訴したという。
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■マツコ「さらに儲ける方法が必要」
この騒動にマツコは「『(漫画村に対して)好き勝手やってください』とはサラサラ言うつもりはないので誤解しないでほしい」と強調した上で持論を展開していく。
ネット社会になり、あわよくばタダで読みたい層は存在する現状で、「少なからず(『漫画村』のような無料で提供する立場が)いるのは、しょうがない」と、需要と供給が成り立っている点を指摘。
その点を考慮した上で「作家なり出版社、ミュージシャンらは他に儲ける方法を見つけなければならない。作る人が一番お金がかかっている。違うシステムを早く考えないと、クリエイティブをする人が疲弊する」と苦言を呈した。