流行を批判する人はひねくれ者? サブカル気取りの男性も年とともに…
大きな流行が、生まれにくい現代だが…
いつの世も、新しい流行が生まれてはすぐ消えていき、そんなブームに乗る人たちを、冷めた目で見る人たちも一部にはいる。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,400名に「流行について」の調査を実施。「流行を批判している人はただのひねくれ者だと思う」と答えた人は、全体で31.7%だった。
ブームに否定的な態度ばかりだと3人に1人からは、嫌な顔をされると思っておいたほうがいいだろう。
■流行を追う世代からは…
性年代別では、20代から30代の女性が多い割合になっている。
若い女性は、流行に敏感なもの。それを否定されると、嫌な気持ちになるのも無理はない。
「『流行ってるから好きなだけなんでしょ?』みたいな感じのことを言う人は、『だから、なんなの?』って感じ。
自分はそんなのに乗らないみたいなところに優越感を感じてるのだとしたら、かわいそうとしか思えない」(20代・女性)
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■サブカル系だった男性も年を重ねて丸く
男性も40代になると、割合が高くなっているのが印象的だ。彼らも昔は流行の批判をしていたが、年を重ねると共に丸くなったようだ。
「僕も若い頃は、サブカル気取った勘違い野郎だった。中でも音楽が好きで、流行の音楽はすべて批判。自分の好きなロキノン系の音楽こそが、本物だと思ってきた。
今考えるとかなり痛いし、音楽通を気取るには浅すぎて…。最近は欅坂46とかのアイドルも聴くし、いいと思ったものは先入観なく手を出すようにしている」(40代・男性)
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■流行の細分化が進む
最近では、流行の細分化が進んでいるように感じている人も多いだろう。不特定多数が同じものに興味を持つ時代は、薄まりつつある。
「音楽の趣味が同じ人とは好きな曲の話で盛り上がるけれど、一歩その外に出るとまったく通じない。チャートにランクインしているような曲でさえも、知らない曲がいっぱい」(20代・女性)
しかしまだまだ、流行を追っている人はいるとの意見も。
「パンケーキやフレンチトースト、綿菓子なんかをインスタにアップしている層なんかは、まだ同じ流行を追っているような気がする」(30代・男性)
若い女性が流行を追うのは、自然な行為なのだろう。それをとやかく批判するのは、あまり意味がないのかも。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,400名(有効回答数)