仕事のはかどる日はかどらない日 気力だけで乗り切らない方法とは
「そんな日もある」くらいに、思えるといいのだが…。
毎日仕事をしていれば、思ったようにはかどらない日も出てくるだろう。「やる気にこれほどムラがあるのは、自分だけでは?」と悩んでいる人もいるかもしれない。
そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代有職者の男女748名を対象に調査を実施。「仕事がはかどる日とそうでない日がある」と答えた人は、全体で48.5%と半数近くもいることが判明したのだ。
■幅広い年代でモチベーション維持に苦労
年代で比べても、大きな差は見られない。
幅広い年代が、モチベーションが安定せずに苦労をしている。
「体調や気持ちで、仕事の進捗状況が大きく左右されてしまう。忙しいときほど気持ちも体調も崩れやすいから、注意しないと…」(30代・男性)
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■気力で乗り越えるだけでは…
体力の衰えと共に、仕事を気合いで乗り切るのが難しくなる。また頭を使う仕事は、気持ちで乗り切れないのだ。
「若い頃は、多少は無理をしてもなんとか気力で乗り越えられた。しかし、年を取るほどに疲れやすくなるし、気合いだけではどうにもならない仕事も増えるから。
だからきちんと頭がまわるように、睡眠時間だけはどんなに忙しくても確保するようにしている」(40代・男性)
また若いからといっても、無理は禁物だ。
「若いからといってキャパシティを超えた仕事を気力でやり続けたら、知らないうちに心が病んでしまうこともある。無理をせず、生産性を上げる方法を考えたほうがいい」(30代・男性)
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■仕事のムラを作らない工夫
できるだけ仕事のできにムラがなくなるよう、体力をつけている人もいる。
「日頃の体力作りは、とても重要。でもきついトレーニングは苦手だから、毎日ストレッチを行なうなど簡単なものを続けている。特に座りっぱなしの仕事は、肩こりや腰痛に悩まされる運命。でもちょっと対策するだけで、少しはましにはなるから」(30代・女性)
また仕事がはかどらない日を考慮した、スケジューリングも大切だ。
「絶好調のときにやった仕事の速度を参考にして、スケジュールを組んだら痛い目に遭う。不調でほとんどはかどらない日もあるし、その辺りも考慮に入れないと。緊急に別の用件が入ることも、よくあるから」(30代・女性)
あまり仕事がはかどらないため必要以上に落ち込むと、負の悪循環になる。「そんな日もある」くらいに、思えるといいのだが…。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代有職者の男女748名(有効回答数)