カフェで勉強や仕事をする人は少数派 それなのに多く感じる理由とは
混み合っているときには、譲り合う配慮だけは忘れないでおきたいものだ。
ネット上では「意識高い系」と言われることも多い、カフェで勉強や仕事をする人たち。それだけ、目につく存在なのだろう。そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代有職者と学生の男女792名を対象に調査を実施。
「休みの日はカフェで勉強や仕事をしている」と答えた人は、全体で11.0%とわずか。1割程度しかいないのに、なぜ目立つのだろうか。
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■カフェで仕事や勉強をするのは少数派
性年代別では、すべての年代で女性よりも男性のほうが多い割合になっている。
しかし一番多い20代でも2割を切っており、やはり少ないのには変わりない。
「休日に仕事する気なんて、まったくならない。ただでさえ会社で疲れているのに、きちんと休暇を取らないと心身に支障をきたしてしまう」(30代・男性)
「社会人になってから、勉強する機会なんてほとんどない。日々の仕事に追われているからそんな時間がないって自分に言い訳をして、今までなんとかやってきた」(40代・男性)
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■空き時間を利用して勉強する社会人
社会人でも、スキルアップのために空いた時間を勉強に充てている人がいる。
「仕事で英語に触れる機会も多いので、時間を見つけて勉強するようになった。カフェだと他に勉強や仕事をしている人がいるので、いい刺激になってがんばれる気がする」(20代・女性)
カフェでは、集中がしやすいとの声も。
「家はベッドや漫画などたくさんの誘惑があるから、集中力を保つのが難しい。カフェに行ってそれらの誘惑を断ち切ることで、なんとか継続させている」(30代・男性)
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■学生はカフェで目立つだけ
会社員よりも学生のほうが、若干だが多くなっている。
日曜日のカフェには、学生らしき人たちが長居している光景がよく見られる。2割以下は、かなり少ない感じもするが…。
「集団でやってくる学生が多いから、目立つだけなんじゃないかな? うちの子は、大学の図書館をよく利用しているし。友達と一緒に勉強するのは、家でやるより誘惑が多い気がするけど…」(40代・男性)
席が埋まっているために他の客が利用できないとなると、店側の損失は大きい。混み合っているときには、譲り合う配慮だけは忘れないでおきたいものだ。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代有職者・学生の男女792名(有効回答数)