部活動が大きな負担、教師の働き方改革にマツコ提言 「授業以外をやる先生を採用すれば」
多忙な教師の「働き方改革」が話題。部活動のガイドラインを政府が作成したと『5時に夢中!』で紹介。マツコ・デラックス、若林史江氏の意見は…
授業だけでなく、それ以外の時間も学校や生徒のために費やす教師たち。連日深夜まで雑務に追われ、休日返上も珍しくないという。
25日放送『5時に夢中!』(TOKYO MX)ではそんな教師の「働き方改革」に注目。マツコ・デラックス(45)、株式トレーダー・若林史江(40)氏が独自の見解を示し、視聴者の注目を集めた。
■教師の「大きな負担」
朝日新聞デジタルのアンケートでは、教師の忙しさの原因に「部活動」を挙げる声が多数寄せられている。
「目の前に生徒がいる為、仕事量を減らす、部活指導をやめるのは難しい」、頼まれても断れない教師たちが、「無給」かつ「持ち出し」もある中で泣く泣く部活動顧問を引き受ける例が多いと判明した。
こういった問題に対し、スポーツ庁は「週2日以上の休養日」「平日2時間、休日3時間ほど活動時間を制限する」など教師の部活指導に関するガイドラインを作成、学校側も対策を講じているという。
また、教師の働き方改革を進める上での対策を尋ねたアンケートでは、「先生の定数を増やす」「授業以外の仕事を事務職員や外部人材、地域に任せる」「残業代が支払われない給与体系を見直す」が回答の上位を占め、教師の現状が芳しくないことが示された。
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■マツコ「授業以外をやる先生を採用」
マツコは素人考えと前置きした上で、「自主的なものにしても追っつかない。(すぐには無理だが)教員を採用する段階でコースをわけて、授業以外をやる先生を確保しておくべき」と主張。
1クラス50人だった自身の学生時代を振り返りながら、「昔はそこまででもなかったが、今は生徒のケアも重要な仕事。その大仕事も増えたんだから、17時以降は『明日に備えてゆっくりしてください』ってしないと(教師がもたない)」と熱弁する。
部活動をしていた若林氏は「今思えば、大変だったと思う」と教師の苦労を思い返す。それでも「部活があるから今がある。大人の都合で部活動を無くさない方法を(模索してほしい)」と語った。