サッカー日本代表、いよいよ運命のポーランド戦! 突破条件と見どころを整理
サッカー日本代表は、28日23時にFIFAワールドカップ・ロシア大会の3戦目を迎える。対戦相手のポーランド代表はどんなチームで、日本はどう戦うべきなのか。
サッカー日本代表は28日23時(日本時間)、FIFAワールドカップ・ロシア大会のグループリーグ最終節・ポーランド代表戦を迎える。
ここまでの2試合で1勝1分けと無敗で勝ち点を4とし、グループH単独首位に付けている日本。この勢いのまま、決勝トーナメントへ進出できるのだろうか。
■日本の突破条件は?
あまりにも予想外な日本の善戦に、国内ではすっかり「決勝トーナメント進出は決定したも同然」であるかのような論調が目立つ。しかし実際のところ、そう言いきれるような楽観的な状況ではない。
確かに、ポーランド戦に勝つか引き分けるかで突破は確定する。さらに、敗れた場合であっても、同時刻に行われるセネガル対コロンビアの結果次第では、日本が進出できる可能性もある。
この条件だけを見ると、一見かなり日本に有利な状況であるように思える。だが、ポーランドを相手に引き分け以上の結果を残すということは、決して容易な仕事ではない。
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■ポーランドは敗退が決定
ポーランドはここまでの2試合で2連敗。1試合を残してグループリーグ敗退がすでに決まっている。戦前の予想では、ポーランドの突破はまず間違いないだろうと見られていただけに、想定外の結果と言っていい。
さらに、日本が初戦で下したコロンビアを相手に、ポーランドは0-3という大差で敗れている。普通に考えれば「すでに倒した相手よりも弱い」と見ることができるため、日本人の多くが「勝ったも同然」という気持ちになるのも無理はない。
しかし忘れてはならないことがある。日本がコロンビア戦に勝てたのは、開始直後にPKをもらい、そのプレーで相手選手が1人退場となって数的優位を得たことが大きな要因の1つだった。
つまり、日本は「100%のコロンビア」を倒したわけではない。コロンビアがポーランドに大勝を収めたからと言って、単純にポーランドの実力が日本に劣ると考えるのは早計に過ぎる。