未受診妊婦やその母に賛否の『グッド・ドクター』 山﨑賢人と焼きおにぎりの破壊力
藤木直人演じる高山の「新堂が正しい」にグッときた…
フジテレビが運営する動画配信サービスFODの見逃し配信サービスで80万回以上再生され、ドラマ初回における見逃し配信視聴数記録を更新するなど、大きな話題を集める『グッド・ドクター』(フジテレビ系)。
19日夜10時より、未成年・未受診妊婦の出産という現代の社会問題も交えたテーマの第2話が放送された。
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■小さな命を守りたい…
問題を起こしながらも東郷記念病院小児外科でレジデントとして働くことになった新堂湊(山﨑賢人)は、学校で破水して救急搬送されてきた女子高校生の菅原唯菜(山田杏奈)と出会う。
未成年で未受診妊婦だった唯菜の子供は、低出生体重児で、腸のほとんどが壊死状態に加え壊死性腸炎が認められ、NICU(新生児集中治療室)に。子供を助けたい一心の唯菜へ、湊が医局の方針に反した治療を提案したことで、高山誠司(藤木直人)をはじめみんなに責められる。
湊は指導医の瀬戸夏美(上野樹里)からも、唯菜の病室やNICUには行くなと言われ、院長・司賀明(柄本明)にも、1人の力だけで命は救えないと諭される。「僕にはわかりません。僕は助けたいです。赤ちゃんを助けたいです」と訴えるが、湊のやり方は誰からも理解を得られない。
それでも赤ちゃんを助けたい気持ちが押さえられず、子供たちのおもちゃを持ち出した湊。
湊を理解している看護師・橋口太郎(浜野謙太)がとりなすものの、また子供たちの親からのクレームを集めてしまう。
しかし、こっそりNICUへ通い続ける湊が赤ちゃんの診断画像から腸のガスが動いていることに気づき、夏美も今なら手術で助けられると認め、高山を呼びに行かせると…。
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■母親の主張に賛否噴出
未成年の未受診妊婦、しかも子供の父親は音信を断っているという状況で、夏美に食って掛かった唯菜の態度には「ちゃんと受診してあげなかったせい」との非難が少なくなかった。
また、手術の同意書に「サインしない」と言い、その後サインはしたものの「赤ちゃんを里子に出す」ことを条件にした唯菜の母・真紀(黒沢あすか)に対しても、厳しい言葉が並ぶ。
その一方で、母・真紀の主張は間違っていないという意見が、かなりの割合を占めた。
母親の言ってることって現実を知ってる人からしたら大当たりだと思う。理想だけじゃ立ち行かない#グッドドクター
— ゆうき(あと6年) (@iwayuu_0313) July 19, 2018
そりゃそうだ。鬼みたいに聞こえるかもだけど母親の言うこともわかる。#グッドドクター
— (たかゆき)。 (@rurunrururu) July 19, 2018
https://twitter.com/narinari151515/status/1019940648147857409
https://twitter.com/sorakarahuruaki/status/1019939065007755264
とはいえ「未成年を妊娠させて、逃げた男がクズ!」という点で、多くの意見が一致したことは間違いない。そうした状況も踏まえた上で、「現実を直視すべき」という考えが多かったようだ。