「よくこんな痛勤に耐えてる」 満員電車利用者への率直な意見に共感と反論
満員電車に乗って毎朝会社に行くことは、愚かなことなのだろうか。
都心部で働くサラリーマンにとって、気が重くなる時間のひとつは「満員電車」だろう。知らない人と体が密着し、身動きがとれず、男性の場合は痴漢冤罪の被害をこうむる可能性もあり、気が落ち着く瞬間がない。
だが、その時間を「社会人だし当たり前」と考える人ばかりではないようだ。「はてな匿名ダイアリー」のあるエントリーが注目を集めている。
■15年間、ほぼ満員電車に乗らず
中学生の頃に東京に移住して15年間、関東近辺に住み続けた結果、満員電車にほとんど乗ったことがないという投稿者。
「中学は徒歩、高校は通勤ラッシュと逆向きの電車、大学は自転車or雨の日だけ地下鉄、大学院以降はラボの近くに住んで原付」という、ラッシュとは縁遠い生活であり、ゆえにたまに満員電車に乗ると「よくみんなこんな痛勤に毎日耐えてるなと感心するわマジで」と感じるという。
そして、「自分で好きで痛勤してるんならそのイライラを地方勤務の人にぶつけてこんでほしい」と率直な感想を述べたのだった。
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■共感と「路線次第」の声
この投稿に対し、他のネット民からも共感の声が。
・徒歩通い最強やで なお会社移転
・満員電車での通勤通学はホントに人生のムダ。 出来るだけ避けるべき。 それは東京でも可能
・ 自転車通勤圏に住まない理由がない
その一方で、「東京でも空いてる路線はある」という意見も。
・すいてる路線なら楽だよな
・路線次第だよね
・努力の一環だから その満員電車の先に幸せが待っているんだよ
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■3割が「満員電車に乗ってまで…」
しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,342名に「働き方」について調査したところ、31.9%が「満員電車に乗ってまで働きたくない」と回答。
また地域別に比較すると、北海道がもっとも満員電車に抵抗があることが明らかに。広い大地であり、車を使うことも多い北海道だけに、移動時間やストレスなどに対して意識が高いのかもしれない。
現実問題、満員電車は乗るだけで体力・気力を大きく消耗し、仕事の能率にも大きく影響する。ネットが発達した今の時代、リモートワークはもっと進んでもいいのかもしれない。
そうすれば都心で働く人も、満員電車に乗る機会が減り、電車の混雑も多少は緩和されるのではないか。
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:20~60代男女1342名(有効回答数)