暑さ日本一奪還の熊谷市 市長の正直すぎるコメントに同意と爆笑
たしかに「暑さ日本一」は素直に喜べないのかも…
23日に国内の観測史上最高気温の41.1度を記録し、5年ぶりに「日本一暑い街」に復活した埼玉県・熊谷市。
だが、そこに住む人や生活している人の心中は複雑なようだ。26日、富岡清熊谷市長が会見で語った言葉が「正直すぎる」とネットで話題になっている。
■熊谷市長「嬉しくも何ともない」
「読売オンライン」によると、この日行なわれた定例記者会見で、記者団の質問に答えた際、富岡市長は以下のようにコメント。
「嬉しくも何ともない。せっかく『暑さ日本一』から『暑さ対策日本一』に転換したところに、ボディーブローをくらったようだ」
「『一番でも二番でも、暑い、暑いと言われるのだから、一番の方がインパクトがあっていいじゃないか』と言う人もいるが、複雑なんです」
熊谷市では市をあげて暑さ対策に取り組んでおり、「熊谷市暑さ対策バンク」というサイトでは、「熊谷市の『暑さ対策』は日本一(トップランナー)です!」との文字が確認できる。
13年に高知県四万十市で41.0度が観測され、史上2位になっていた同市は、市の政策面でもいつの間にか方向転換をはかっていたようだ。
また、「どうせ暑いなら日本一がいいのでは?」と外野は思うものだが、実際にそこに住んでみると「でもやっぱり暑い」「無理」となってしまう部分もあるらしい。
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■同意と笑い相次ぐ
この正直な発言に、ツイッター上では…
・まぁうん、せやろな
・でしょうね(笑)
・そりゃまぁ
・まぁ、そりゃそーだわな。。。来年ラグビーワールドカップ来るし。。。
・コメント全部読むと人柄が出ていて好感が持てるw
と、同意と笑いが相次ぐことに。
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■「冬より夏」派は7割だが…
ちなみに、しらべぇ編集部が以前行なった調査では、夏より冬が好きな人は3割にとどまり、7割が夏を好んでいることが判明している。
もっとも、だからと言って「日本一暑い街」に住みたい…となるわけではなく、実際問題、「定住への悪影響」を危惧して「あついぞ! 熊谷」も15年を境に使われなくなってしまった。
いくら日本一とはいえ、100%喜べるかと言うと、そうではないのが熊谷市民・関係者の本音なのかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1376名(有効回答数)