『この世界の片隅に』遊女役・二階堂ふみに「エロすぎる」「色気ヤバい」の声
この色っぽさは、二階堂ふみでないと出せなかったのではないか。
29日、松本穂香主演ドラマ『この世界の片隅に』の第4話が放送された。
遊女・リン役を演じる二階堂ふみの繊細かつ妖艶な演技に、ネットでは静かな感動が広がっている。
■すずがまさかの妊娠?
ある日、すず(松本)が畑から見える呉湾をスケッチしていると、そこを通りがかった憲兵から、スパイ行為だと厳しく言い寄られてしまう。戦艦の多い呉では、スケッチは許されない行為だったのだが、知らなかったせいですずはショックを受ける。
その後、体調不良になったすずに対し、円太郎(田口トモロヲ)は子供ができたのではと発言。しかし、実際は栄養不足と環境の変化で、月のめぐりが悪いだけだった。
関連記事:瀬戸内寂聴「松本人志は薄汚くなった」 松本苦笑も一部からは「よく言ってくれた」の声
■遊女・リン「女のほうが高いけえ」
病院の帰り道に、朝日遊郭を訪れたすず。以前出会った遊女・リンと再会すると、頼まれていた絵を届けられなくなったことを謝るのだが、その流れで妊娠にまつわる話に。
子供ができるのを楽しみにしていた周作(松坂桃李)や家族をがっかりさせるのではないかと心配するすずに対し、出自が複雑らしいリンは、自分の母がお産のたびに歯が減り、最終的に命を落としたことを明かす。そして、子供について…
「子供はおったらおったで支えになるよね」
「困りゃ売れるしね。女のほうが高いけえ跡取りが少のうても大丈夫じゃ。世の中、うまいことできてるね」
となんとも切ない発言を。現在遊女として働くリンの、その背景が浮かび上がってくる。