「食べログ評価3.7」はコスパ悪い? 林修先生が口コミを信用しすぎる人々に苦言
食べログの評価を気にする人に物申す
「おいしいものを食べたい」「デートで行くのにいいお店はないかな?」など、外食で悩んだときについつい頼りにしてしまうサイト食べログ。有名店から隠れ家的なお店まで、数多くの飲食店の口コミを見ることができる。
しかし、2日に放送された『林先生が驚く初耳学!』(TBS系)では、林先生が食べログに物申して話題だ。
■評価3.7前後はコスパが悪い?
一般的に、食べログで「3.5以上の評価」がある店は高評価だと考えられているが、林先生によれば、「コスパが悪い店は食べログ3.7前後の店に多い」とのこと。その理由は…
「じつはホリエモンさんの本に載っていたのですが、食べログ利用者は比較的裕福な人。この『比較的裕福』がポイントで、本当のお金持ちではないので、小さな頃から本当に美味しいものを食べ続けているわけではないだろう。
お金は持っているが舌が肥えているわけではないので、周りの評価や予約が困難であるというステータスで高得点をつけてしまうケースが多い。それは繰り返されると、おいしいけど高いお店が食べログ3.7前後に集まる」
と、語った。
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■情報に踊らされている?
さらに林先生は、実例として過去にイギリスのフリーライターが作り、2017年のロンドンの口コミサイトで第一位を獲得した「偽物のレストラン」を取り上げた。
非常に見た目もよく、おいしそうな料理の写真が並んでいるが、実際はトイレ用の洗剤ブロックやシェービングクリームで作られた偽物の料理が並べられている。
極めつけは、一日だけ本当に営業して、サクラと一組の客を招待。レトルト食品を出すと、客は「最高の料理だ。やっぱり最高のレストランで食べると違うね」と言ったという。
そこで林先生は、「客はラーメンを食ってるんじゃない。情報を食ってるんだ」という『ラーメン発見伝』(小学館)のセリフを思い出したと話した。