稀勢の里が進退を賭ける秋場所開幕の大相撲 「スー女」増加も、女性人気は…
9日開幕の大相撲秋場所。相撲が好きな人ってどれくらい?
9日、大相撲秋場所が開幕。見どころはやはり、長期休場から復帰の横綱・稀勢の里だろう。
2017年には日本人力士として二場所連続優勝を達成したものの、その後は怪我の影響で休場。久しぶりに土俵に上がった初日は白星でスタートし、今後の取り組みにも期待がかかる。
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■根強い人気の大相撲
日本の国技である相撲だが、人気は上々の様子。秋場所も両国国技館に連日多くの人が足を運んでおり、賑わいを見せている。また「AbemaTV」では序の口から結びの一番まで中継。最近では「スー女」と呼ばれる女性相撲ファンが増えているという。
そこで、しらべぇ編集部が全国の20代~60代の男女1,329名に「相撲」について調査したところ、「好き」と答えた人は全体の30.4%。
残念ながら7割は無関心、あるいは「好きではない」と感じているようだ。
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■性年代別で見ると…
「相撲が好きではない」と答えた人を性年代別に見るとはっきりとした傾向が出ている。
軒並み女性の割合が高く、20代女性は84.1%が好きでないと回答。また、相撲ブームを起こした三代目若乃花(現花田虎上)・貴乃花親方と同世代の40代も、83.5%と高い割合に。
まだまだ、「スー女」は少数派なのかもしれない。
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■ファンの意見は?
相撲好きのSさんに、相撲の魅力を聞いてみた。
「国技館は連日人で賑わっています。昔からのファンだけではなく若い人も増えてきており、SNSやインターネット中継を活用することで、息を吹き返したのではないかと。
相撲の魅力は大男同士のぶつかり合いと、勝負にかける気迫、そして日本の伝統を受け継ぐ神事であること。いろいろと言われているのも事実ですが、力士は頑張っています。一度生でその迫力を体感してほしい」
国技館はもちろん、ネットでも観戦できるようになった大相撲。力士の頑張りをチェックしてみてはいかがだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国20代~60代の男女1,329名 (有効回答数)