疎遠だった知り合いから突然「会いたい」 勧誘を疑う人が続出の理由とは
せっかく会うのを、楽しみにしていたのに…
ネットワークビジネスなどの勧誘は、親しい友達をターゲットにするところが厄介である。勧誘された側の人は、裏切られた気持ちになるのも無理はない。
しらべぇ編集部では全国20〜60代の男女1,363名を対象に、「知り合いからの誘い」についての調査を実施。
「疎遠だった知り合いからの急な連絡は、なにかの勧誘を疑うほうだ」と答えた人は、全体で45.6%だった。それだけ多くの人が、友達からの勧誘で悩まされた経験があるのだろう。
■せっかく誘ってくれたのに…
性年代別では、20代の男性が他と比べて少ないのが印象的である。
疑いの気持ちを持つのは、失礼だと思っている人も。
「せっかく誘ってくれたのに、そんな疑いを持つのが申し訳ない。『勧誘かもしれない』と思って断ったせいで、会う機会を逃してしまうこともあるなんて…」(20代・男性)
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■約2時間二人がかりで勧誘され…
実際に勧誘をされた人がたくさんいるので、警戒してしまうのだ。
「何年も会ってなかった学生時代の友達から『会いたい』と連絡があり、待ち合わせ場所に行った。そこからカフェに連れて行かれて、先輩と呼ばれる人が登場。2時間くらいネットワークビジネスについて熱く語られ、『どうやって逃げよう…』ばかり考えていた。
こっちは素直に会えるのを楽しみにしていたのに、ものすごく裏切られた気分。他の友達に、『あの子の誘いは乗らないように』って広めておいた」(30代・女性)
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■疑いながら行ってみたら…
「怪しい」と敏感に察知して、危機を回避した人もいる。
「学生時代に同じグループでもなく、たまに話すくらいだった子から連絡があった。『久しぶりに会おうよ』と言われたけれど、なんか怪しい感じがして断った。
しばらくすると他の学生時代の友達から連絡があり、やはり勧誘だったと聞かされた。化粧品を勧められたらしい」(20代・女性)
疑いながら行って、なにもなかったパターンも。
「懐かしい人から誘いの連絡があり、『もう勧誘でもいいや』って気持ちで会いに行った。その人は勧誘とかではなく、本当に久しぶりに会いたいと思って連絡してくれただけで…。
友達を陥れるような人がいるせいで、心から会いたいと思ってくれる人まで疑ってしまうのが悲しい」(20代・男性)
懐かしい人を遊びに誘う場合には、「勧誘ではない」と伝える必要があるのかも。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,363名(有効回答数)