東京・大阪を移動するなら新幹線・飛行機のどちらを選ぶ? 世代・年収で異なる傾向も
日本の二大都市圏を移動するのは、仕事でも旅行でもよくあるケースだが…。
東京・大阪の二大都市を出張や旅行などで移動する人は、数多い。コストを抑えるために高速バスを利用する人もいるだろうが、一般的には新幹線もしくは飛行機が使われる。
航空会社にはさまざまな料金プランがあり、一方の新幹線には回数券なども用意されているため、コスト面で大きな差はない。また、乗っている時間は飛行機が圧倒的に短いが、空港までのアクセスや本数を考慮すると時間の差も大きくない。
では、そんな状況の中で新幹線・飛行機のどちらを利用する人が多いのだろうか。しらべぇ編集部は、全国20〜60代の男女1,363名を対象に調査を実施した。
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■8割弱が新幹線派
全体では、75.2%が「新幹線」と回答。飛行機は4人に1人ほどと少数派だ。なお新幹線派は、男性73.4%に対して女性は77.0%と、やや女性のほうが割合が高い。
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■2、30代男性に目立つ空路派
ところが、男女・年代別で見ると、バラつきもあらわれた。
東京・大阪間の移動に飛行機を選ぶ人は、男女とも年代が若いほど多い。中でも20代、30代男性は突出し、4割に迫っている。一方、40代以降では、わずかながら女性のほうが飛行機派が目立つ結果となった。
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■高年収層では飛行機が健闘
また、年収別では世代別とは異なる傾向も見えてきた。
年収300万円以下では、飛行機利用の割合がもっとも低く、およそ2割。一方で、年収1000万円以上のグループでは4割を超える。
航空会社は、利用頻度に応じてラウンジ利用や優先搭乗などを行うマイレージサービスを提供しており、出張などが多い人ほど飛行機を選ぶ傾向があるのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
対象:全国20代~60代の男女1,363名(有効回答数)