酒を飲むと眠くなる理由とは? 飲み会の席で完全に寝てしまう人も
飲んでウトウト…
酒を飲むとテンションが上がり、行動的になりやすいものだ。しかしハイにしてくれるだけならいいが、酒を飲むと眠くなるという人も多い。
酒に含まれるエタノールが、中枢神経の活動を抑制するので眠くなると言われている。
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■半数以上が酒で眠くなる
しらべぇ編集部では全国20〜60代の酒を飲む男女837名を対象に、「眠気について」の調査を実施。
「酒を飲むと眠くなるほうだ」と答えた人は、全体で55.0%だった。
「飲み会に行って飲んでも、ただ眠くなるだけ。だから、お酒を飲む意味があまり見いだせない」(20代・女性)
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■飲み会で飲まされて…
性年代別では、ほとんどの年代で女性よりも男性の割合が多くなっている。
付き合いで、酒を飲まされる機会が多いのも一因だと考えられる。
「会社の飲み会では、一番下っ端の男ってことで僕が飲まされ役になる。うちは典型的な体育会系の会社だから、先輩の酒を断るなんて許されない雰囲気。
ただ僕は酒が強くないので、いつも途中で眠気が襲ってウトウトとしてしまう。そしたら『なに、寝てるんだよ』とまた酒を注がれる。こんなの確実に、パワハラなんだろうけど…」(20代・男性)
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■加齢によって酒が弱くなり…
年を取るにつれて、酒が弱くなる人が多い。今までなかった、眠気を感じるようになる人もいる。
「若い頃はお酒を飲むとテンションが上がるので、そのまま家に帰っても眠れないことが多かった。だから『お酒を飲むと眠くなる』って感覚が、まったくわからなくて…。
ただ年を取るにつれてお酒にも弱くなり、2杯目くらいで眠気が襲ってくるようになった。席で肘をついて、寝てしまっていることもある。
最近は、お酒を飲まないほうが会話を楽しめるんじゃないかとさえ思えてきたくらい」(40代・女性)
酒が眠気を誘うからといって、寝酒はよくない。
「寝酒は睡眠の質を下げると知っていたけど、『ちょっとくらいなら…』って感覚で毎日のように晩酌していた。しかし年を取って疲れがなかなか取れにくくなったため、生活習慣を見直して、晩酌もやめた。
するとしっかりと寝てすっきりと起きられるようになったので、今までなにをしてたのかと…」(40代・男性)
年齢や体調に合わせて、無理のない範囲で酒を楽しみたいものである。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の酒を飲む男女837名(有効回答数)