岐阜県・瑞穂市長「ブラウスが透け、下着が…」発言に物議 釈明にも非難の声
6日、岐阜県高山市で行われている「平和首長会議」で発表した瑞穂市の棚橋敏明市長の言葉が物議をかもしている。
5日から岐阜県高山市ではじまった「平和首長会議」。国内加盟自治体(81自治体・約130人)が集い、各地の平和の実現を目指し、取り組みなどを発表し意見を交換する会議だ。
ここで、中学生の活動の様子を説明した、岐阜県瑞穂市の棚橋敏明市長の発言が、物議をかもしている。
■「汗でブラウスが透け…」
2日間にわたり開催された「平和首長会議」だが、6日は開催都市の取り組みなどが発表されていた。棚橋市長は、瑞穂市が戦場カメラマンや作家を招き、平和について講演会を開くなどの活動をしていることを報告。
問題の発言は、同市が2012年にはじめたという、広島や長崎に中学生を派遣する活動について紹介したときだ。
被爆地である長崎市へ派遣した中学生たちの様子を「セクハラになるかもしれないが」と前置きをした上で「汗でブラウスが透け、下着が見えるほどだった」と説明した。
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■「セクハラの意図はない」「ブラウスの吸汗性のなさを」
この発言が「セクハラ」だと物議をかもしていることに対して、「坂の多い街で、非常に暑い中汗をかきながら頑張っていた中学生の一生懸命さを表現したいと思った」と説明。「セクハラの意図はまったくなかった」と述べた。
さらに「ブラウスの吸汗性のなさ、制服としての問題提起の意味も込めたかった」と釈明している。これらの説明(釈明)を受けて、ネットでは多くの非難の声が挙がっている。
「『セクハラになるかもしれないが』って言っておいて『セクハラの意図はない』って…釈明になってなくない?」
「発想というか、視点が気持ち悪くない? 『汗を流しながら一生懸命頑張ってくれた』でいいじゃん。中学生が頑張っているのにどこ見てたんだよ」
「あなたの意図はどうでもいい。聞いた人がどう受け止めたか、でしょ」
「制服としての問題提起の意味って…無理無理。最初の『セクハラになるかもしれないが』の前置きがすべて」