「婚約指輪を返せ」と病院で銃乱射 2人が巻き添えで犯人も死亡する悲惨な結末に
米国シカゴで起きた、恋愛トラブルからの乱射事件が最悪の結果に。
19日、シカゴの病院の駐車場で女医のタマラ・オニールさんが射殺される事件が起きた。現地警察によると、殺される直前、身の危険を感じたタマラさんは警察へ電話するよう同僚に依頼していたという。この事件で医師、警察官、病院職員、そして犯人の4名が死亡した。
■婚約を解消され逆上した犯人
タマラさんはファン・ロペス容疑者との婚約を解消したばかりで、2人は駐車場で言い争っていたという。ロペス氏は「婚約指輪を返せ!」と叫んだ後、持っていた銃をタマラさんに向けて発射。
病院の窓から現場を目撃していた人によると、タマラさんはさらに3発、銃撃を受けている。
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■無関係な市民も巻き添えに
ロペス氏は到着したパトカーに向かって数発打ち込んだ後、病院の中へ駆け込んだ。同容疑者は病院内で発砲を続け、そのうちの1発が病院職員に命中。さらに、追いかけてきた警察官の1人が防弾チョッキをそれた首あたりに銃弾を受け、まもなく死亡した。
その後の激しい銃撃戦の中でロペス氏は腹部に被弾。30発以上発砲した銃を再装填したロペス氏は、自ら命を絶った。