35年間、立ちション丸見えの中学男子トイレ 「セクハラです」と生徒の訴えで改善へ
京都府にある中学校の生徒たちが、男子トイレの改修を求め市長に詰め寄ったことが話題になっている。
京都府にある中学校の生徒たちが、「立ちション」姿が丸見えだった男子トイレの改修を求め、市長に詰め寄った。急遽対応されることとなり、話題になっている
■トイレの間口1mで丸見え
京都府亀岡市にある大成中学校は、1983年に建設された鉄筋コンクリート2階建ての校舎。生徒用のトイレは各階に3ヶ所あるらしいが、すべての男子用トイレの間口は、およそ1mと広い。
さらに、女子生徒が女子トイレに向かう際は、この男子用トイレの前を通過しなければいけないとのこと。つまり、男子が「立ちション」をする姿が丸見えなのだ。かねてより男女双方から「恥ずかしい」という声が上がっていた問題のトイレだ。
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■「市役所にこんなトイレがあったら…」
このトイレの改善を求め、先月27日に開かれた京都府亀岡市議会の「中学生議会」では、同中学の3年と2年の生徒3人はトイレの改修を強く要望。しかし、前向きな答弁が得られなかったようだ。
そこで3人は、傍聴する市議や市職員に共感してもらおうと作戦を練った。そして「もし市役所にこんなトイレがあったら、セクハラだと騒がれますよ」と市役所トイレとの格差を例に出し、「セクハラ」と市長に詰め寄ったという。