不審死した「紀州のドン・ファン」 総額50億円の遺産相続を巡る「その後」の闇が深い
『ビートたけしのTVタックル』で紀州のドンファンの不審死騒動の現在を調査。驚くべき事実が判明した。
「2018年をザワつかせた50人」を振り返った、23日放送『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)。
5月、50億円とも言われる資産を残し不審死を遂げた紀州のドン・ファンこと野崎幸助氏の事件の「その後」が調査され、大きな話題を集めている。
■不可解な事件
享年77歳、和歌山の実業家・野崎氏は5月24日に自宅で亡くなる。総資産は50億円とも言われた氏は、2月に55歳年下の22歳女性と結婚、それからわずか3か月後の突然死には不可解な点が多かった。
直前には家族同然に可愛がっていた犬が謎の死、野崎氏の遺体からは大量の覚醒剤反応。死亡当時、自宅に居たのは2階でビールを飲んでいた野崎氏と1階にいた妻と60代の家政婦で、和歌山県警は2人が野崎氏の死に関与している可能性を示唆し家宅捜索などを行っている。
同事件は、生前華やかだった女性関係も取りざたされ、覚醒剤による事故死・自殺・他殺とさまざな憶測を呼んだ。
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■妻と家政婦は今…
番組は妻と家政婦、遺産相続の行方を追い、和歌山の自宅に向かう。そこで野崎氏が経営していた会社の男性社員から現状を聞かせてもらった。
金融業や不動産、酒類販売など手掛けてきた野崎氏の会社は現在縮小方向。残った社員で残務処理を行っているという。自宅の管理はその男性。妻は月に1度ほど東京から帰ってきて泊まるだけ。家政婦も上京しスナックで働いていると明かされる。
東京・銀座のスナックを尋ねると、家政婦は3ヶ月ほどホステスとして働いたがその後離職。「パチンコで生計を立てる」と口にしていたことも語られた。