欲しいものはお店・ネット、どちらで買う？ 30代女性にはネットショッピング派が続出
「送料無料」「翌日に届く」などますます便利になるネットショッピング
一昔前までは、各町の商店街が賑わい活気に満ち溢れていたが、昨今では多くの企業がネット通販事業を展開するようになり、ボタン一つで欲しいものが購入できる時代となった。
中には、実店舗ではほとんど購入せず、「欲しいものは専らネットショッピングを利用する」という人も少なくないだろう。
■過半数がネット中心の買い物
しらべぇ編集部は、全国の20〜60代男女1,664名を対象に調査を実施。その結果、全体の46.5％が「欲しいものはネットで購入する」と回答した。
なお、男性45.9％に対して女性47.1％と、ネットショッピング派はやや女性に多いようだ。
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■30代に目立つネットショッピング派
さらに、この調査結果を男女年代別にみていくと、もっとも割合が高いのは30代女性で57.9％と突出している。20代男性と40代女性が5割代で続く。
歳を重ねるごとに割合は減少し、男女共に60代がもっとも低く3割台に留まった。30・40代では女性が、その他の世代では男性の割合が上回っていることも特徴的である。
また、30代女性を未既婚別に切り分けると、独身者53.9％に対して、既婚者61.4％と既婚者にネットショッピング派が多いことも明らかに。子育て世代は、家事に育児に仕事に追われ、実店舗でゆっくり買い物することが難しいのかもしれない。
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■「田舎に住んでいるから」「実店舗では買えない」
実際に、買い物は専らネットショッピング派という人の意見や感想を覗いてみると…
「田舎に住んでいるため、百貨店がまで車で片道2時間半。実店舗は県外まで行かないと店舗がない。仕方がないのでネットで購入しています」
「子持ちの専業主婦なので、子供が寝た後のネットショッピングでしか買い物するチャンスがない」
「欲しいCDや書籍が廃盤や重版未定になっていると実店舗では買えない。どうしても読みたいからネットで探して購入している」
「限定品のコスメが実店舗では完売だけど、ネットでは購入できたりする。美容系の商品ってネットでしか取り扱っていないことも多い」
「実店舗で、使い勝手などを確認してネット購入する派です。送料タダだし、ネットよりも安く買えるし、保証が手厚いこともあるので」
「お店の人に話しかけられるのが本当に苦手だから、最近はなんでも通販。日用品・生活雑貨はネットでまとめて購入してます」
一方で、「服や靴はネットショッピングで購入してサイズが合わなくて失敗した」「思っていたものと違うものが届く時がある」などネット通販での失敗談も多いようだ。そのため、「店舗で実物を見て手に取らないと安心して買えない」と言った意見も見受けられた。
欲しいものが「いつでも」「どこでも」簡単に手に入るようになったが、それ故に物への愛着が湧かず大切にしない人が増えてきていることもまた事実。ネット通販と実店舗での購入、それぞれに長所がある。状況に応じて使い分けて利用することが大切だろう。
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（文／しらべぇ編集部・Sirabee編集部）
対象：全国20代～60代の男女1664名 （有効回答数）
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