パワハラ騒動の明石市長に一転、擁護の声 暴言の「つづき」も明らかに
暴言連発で騒動となっている兵庫県明石市の泉房穂市長に、一部擁護する声。暴言のそのつづきが明かされた。
現在、暴言連発で批判を浴びている兵庫県明石市の泉房穂市長(55)だが、一部では擁護の声が上がっているそうだ。しらべぇでも既報のこの騒動には、まだ「つづき」があったという。
■市役所に1200件以上の意見
市長が市幹部に向け「燃やしてしまえ」などと暴言を浴びせたことが29日に発覚すると、30日までに明石市役所には市民から1200件以上の意見が殺到。
29日に約400件の意見が寄せられ、約9割が「市長としてあるまじき言葉」などの批判や苦情だったそうだ。しかし、800件以上が寄せられた30日は「姿勢は評価できる」「怠慢な仕事に市長が激高するのは当然」など擁護する意見が増加。
結果、約4割ほどが市長の発言を肯定する、あるいは擁護する意見となったという。
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■「市民の安全のためや」
擁護の意見が増えたのは、公開された市長の暴言につづきが明かされたからだとみられている。拡幅工事は2010年から対策が進められてきたが、暴言があった17年6月まで立ち退き交渉が進んでいなかった。
それについて市長は、該当場所で死亡事故が起こっていることなどを挙げ「しんどい仕事するんや、役所は」「市民の安全のためや」と担当者を叱責。
約7年間進まなかった事業は、暴言後の17年度末までに立ち退きが実現。現在は工事中で、20年に完了するとみられている。