中日・松坂大輔投手、ファンとの接触で右腕を引かれ違和感訴え モラルなき行動に批判殺到
中日ドラゴンズ・松坂大輔投手にアクシデント発生。その原因は…。
11日、沖縄県北谷町で行われている春季キャンプに参加中だった中日ドラゴンズ・松坂大輔投手が右肩の違和感を訴え、今後別メニューで調整することが判明。その原因となった「ファンの行動」に怒りの声が相次いでいる。
■何者かが松坂投手の右腕を引っ張る
中日球団の発表によると、松坂投手は数日前ファンと接触した際、何者かによって右腕を大きく引っ張られてしまい、その後肩に違和感が出たのだという。
松坂投手の人気は未だに高く、「サイン」を要求する人がかなり多い状況。今回のキャンプでも数百人に囲まれることがあり、即席のサイン会を開くなどして可能な限り対応していた。
ネット上には松坂投手が移動の際、色紙を持ったファンに取り囲まれ、もみくちゃ状態にされる画像が出回っており、かなり危険な状況だったことが見て取れる。そのような事態になっていることに驚くとともに、中日球団の管理体制についても疑問視する声が上がった。
関連記事:宝くじで1億円を当てた女性 その後の「悲しすぎる結末」に言葉を失う
■ファンのモラルなき行動が問題に
野球ファンのサインを巡る行動は昨今問題視されているが、なかでも深刻化しているのが転売。利益目的でサインをもらい、それをオークションサイトで販売しているのだ。
昨今はファンサービスのため球団がファンにサインを断らないように通達するチームもあるが、その一方で転売ヤーが後を絶たない。
松坂投手の「腕引っ張り」についても、著しく常識を欠いていることから「サイン転売を目的とした人物の行動なのではないか」という見方もある。
いずにしても「モラルのないファンの行動」はプロ野球全球団が頭を悩ませており、「ファンとの接触を制限するべきではないか」という声が上がっている状況だ。