親子の「血の繋がり」、若い世代は重視しない傾向も 再婚経験者や子供にも聞いた
離婚や再婚が増えたことで、日本でもステップファミリーが増加している。今「親子には血の繋がりが重要」と考える割合は…
日本でも離婚率が上昇し、再婚によるステップファミリーを増加している。子持ちの女性もしくは男性と結婚し、血が繋がらなっていない子供を育てている人も少なくないだろう。
血が繋がっていてもいなくても、親子の関係においてもっとも大切なのが「愛情」であることは論をまたない。しかしその一方で、「血の繋がりが重要」と考える人は、どれくらい存在するのだろうか。
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■5割弱「血の繋がりが重要」
しらべぇ編集部が、全国20〜60代の男女1,589名を対象に調査したところ、「親子関係で血の繋がりは重要だと思う」と答えた人が、全体の45.4%に及んだ。
男性では45.1%、女性は45.7%と、男女差はほぼ見られない。男女とも少なくない割合だが、多数派ではない状況だ。
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■若い世代では意識の変化も
今回の調査結果を男女年代別で見てみよう。
男女とも、もっとも割合が高いのは60代で男性は59.1%、女性では58.9%が「血の繋がりが重要」と回答している。男女とも若い世代ほど割合が下がり、20代では男女とも3割前後にとどまっている。