令和初の一般参賀、皇居は11万人以上の賑わい 宮内庁に聞いてみた
令和初の一般参賀が大勢の人で賑わっている。宮内庁を取材した。
4日、皇居では即位された新天皇陛下を祝う一般参賀が行われた。午前10時から、1時間おきに、計6回。その様子について宮内庁に聞いた。
■令和初の一般参賀
午前10時の開始前には大勢の人が訪れ、開門時にはその列が東京駅まで延びたため、午前9時半の開門予定は20分早められ午前9時10分となった。
天皇皇后両陛下が、秋篠宮ご夫妻をはじめ、皇族方とともに宮殿のベランダに姿を見せられ、天皇陛下は、「きょう、このように皆さんからお祝いいただくことを嬉しく思い、深く感謝いたします。ここに皆さんの健康と幸せを祈るとともに、我が国が諸外国と手を携えて、世界の平和を求めつつ、一層の発展を遂げることを祈っております」といったお言葉を述べられた。
しらべぇ編集部が午後1時半に宮内庁に聞いたところ、一回目が2万2130人、二回目が3万0650人、三回目が3万1010人、四回目が2万9280人が皇居を訪れていると答えた。ここまでの合計で11万3070人となる。
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■ネットの反応は…
SNS上では、一般参賀に行けなかった人たちからも今回の賑わいについて多くのコメントが見られる。
「凄いことですよね。私は行けないけど、嬉しいです」
「日本に生まれてよかった」
「本当にご立派な姿で、晴れがましく誇らしい」
といった喜びの声も。
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■建国記念日の由来は?
しらべぇ編集部が全国の男女1,331名を対象に「建国記念の日」について調査したところ、「明治天皇が即位した日に由来」と答えた人が40.4%でもっとも多い回答となった。
正解は、神武天皇。古事記や日本書紀に登場し初代の天皇とされているが、その即位したとされる日が由来で、1873年から1948年までは「紀元節」と呼ばれていた。伝承を含めて天皇の即位にまつわる国民の祝日は、この建国記念の日のみ。
なお、今上天皇陛下が即位されて最初の天皇誕生日(祝日)は、12月23日ではなく、来年の2月23日となる。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1331名(有効回答数)