記者会見の態度が批判されることも多い新聞記者 「国民の代表」だと思うか聞くとシビアな答えが
記者会見での振る舞いが批判されることも多い新聞記者。国民の代表なのか。
滋賀県大津市で保育園児に衝突事故を起こした車が保育園児の列に突っ込み2人が亡くなる事件が発生。その件について記者会見を開き、泣きじゃくる保育園の園長に対して記者が質問攻めにしたことに、批判が集まった。
■「新聞記者は国民の代表」との主張も
新聞記者については、一部の人物が菅義偉官房長官から「事実に基づかない質問は厳に慎んでほしい」と注意を受けた際に「記者は国民の代表として質問している。答えるべきだ」という趣旨の発言をし、物議を醸した。
「記者は国民の代表」という論理について同調する声もあったが、「勘違いしている」「驕りだ」との批判も。今回の園長に対する記者の対応についても「立場を勘違いしているのではないか?」という意見が多くあがっている。
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■「記者は国民の代表」だと思う?
しらべぇ編集部では全国の10代~60代の男女1,755名に「新聞記者は国民の代表だと思うか」調査を実施。
結果「そう思う」と答えた人は4.0%。「理解はできる」は17.6%で、肯定的な考えを持つ人は21.7%と低い割合に。
一方「違和感がある」は41.9%、「おかしいと思う」が36.5%で、否定的な人はじつに78.3%となった。やはり大多数の日本国民は、新聞記者が代表だとは思っていないのだ。