学校の勉強は将来使わない？　年収1000万以上の3割弱が「意味なし」と回答

学生時代に「こんなこと勉強して何の意味があるの？」と思っていた人も多いのではないだろうか。

学校で学んだことをそのまま使う職業はなかなか少ないが、幅広い知識を身に付け見聞を広げることや、難しい問題を解決していく能力、テストで間違えた問題を見直し反省することなど、社会人になってからやっておいて良かったと感じることもたくさんあるはずだ。

世間の人たちは、学校の勉強についてどういった見解をもっているのだろうか。

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■2割弱が意味なかった

しらべぇ編集部が、全国10代〜60代の男女1,721名を対象に調査したところ、全体の16.5％が「学校の勉強に意味はなかったと思う」と回答した。

なお、男性16.1％、女性16.9％と、男女間で大きな差は見られなかった。

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■若年層はまだ気が付かない？

また、この調査結果を男女年代別に見ていくと…

もっとも割合が高かったのは30代男性で26.0％。10代男性が24.4％、10代女性が23.4％で続く結果となった。男性は10代、30代の割合が、女性は10代20代の割合が高い傾向があり、男女ともに40～60代の割合は低くなる。

やはり、学校の勉強はすぐに使えることばかりではないが、年をとるごとに学校の勉強を通して学んだことや身についたことが意味を成してくるようになるのかもしれない。

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■年収1000万円以上は意味がなかった？

さらに、この結果を年収別に見ていくと…

25.7％と年収1000万円以上の人の割合が突出して高いことが判明。年収1000万以上の人のなかには、独自の勉強方法やノウハウを持っている人もおり、学校で教えてもらったことだけでなく自分の考えを持って動くことを重視している人が多いのだろうか。

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（文／しらべぇ編集部・Sirabee編集部）

【調査概要】
方法：インターネットリサーチ
調査期間：2019年5月17 日～2019年５月22日
対象：全国10代～60代の男女1721名 （有効回答数）