20代男性に何があったの? 「お金が原因で人生が狂わされた経験」を調査したところ…
生きる上でお金は欠かせないが、中には人生の歯車を狂わされるほどのお金の失敗を体験した人もいるようだ。
生きていく上でお金は重要であり、お金を基準に物事を判断することも多いだろう。
人気漫画『賭博黙示録カイジ』では、主人公である伊藤カ開司が友人の保証人として多額の借金を抱えたことをきっかけに、命をかけた危険なギャンブルの世界に足を踏み入れていく姿が描かれている。
実際、お金が原因で人生の歯車が大きく狂わされた経験がある人はどれくらいいるのだろうか。
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■約2割がお金で人生の歯車が
しらべぇ編集部が、全国10〜60代の男女1,721名を対象に調査したところ全体の16.7%が「お金で人生を狂わされた経験がある」と回答した。
じつに10人1人の割合が、お金が原因で人生が大きく変化してしまった人がいると考えるとなかなかの割合だ。 なお、男性17.2%、女性16.4%と男性の割合が高いものの僅差であった。
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■20代に何があったの?
さらに、男女年代別に見ていくと、もっとも割合が高いのは20代男性で24.4%と頭ひとつ突き抜けた。30・40代女性が同率19.4%で続き、そのほかの世代においても1割台に留まった。
また、経験率ということもあり人生経験豊富な高齢層の割合が高いと思いきや、若者に目立っている。
日本企業の間では「副業解禁」の動きが高まり、アフェリエイト、FX、仮想通貨などのインターネットを利用した副業が広まっている。中には「楽して稼げる」と謳うマルチ商法まがいのネットビジネスに手を出し金銭トラブルに巻き込まれる若者もいるようだ。
若さゆえにお金に目がくらみ甘いささやきに乗って失敗した経験がある人がいるのかも。
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■経営者層は悩みが尽きない?
また、この調査結果を職業別に見ていくと…
もっとも、お金で人生の歯車が大きく狂わされた経験者が多いのは、会社経営者層で34.5%と全体平均を大きく上回った。
会社経営をしていると、多額の資金を動かす現場に立ち会うことも多く、時には事業を継続するために資金調達として借金をすることもあるだろう。中には通常では考えられないほどの負債を背負い、苦労した人がいるのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1,721名 (有効回答数)