50代は狙われやすい? 詐欺メールを受け取ったことがある人の割合とは…
通信販売業者や宅配業者を偽って送られてくる詐欺メール。受け取ったことがある人とは。
見知らぬアドレスから突然送られてくる迷惑メール。芸能人や友達を装い返信を促すものをはじめ、「3000万円当たりました」などの当選メールと様々である。
中でも、ネット通信販売業者や携帯会社を名乗り金額を振り込ませようとする詐欺メールは極めて悪質で、詐欺被害に遭っている人もいるようだ。実際、どれくらいの人が詐欺メールを受信しているのだろうか。
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■詐欺メールはなぜ届く?
詐欺メールや迷惑メールは、アドレス収集者から買い取ったアドレスリストや、ランダムに組み合わせたアドレスに向けて、大量に一斉送信されているようだ。
そのため、短くてわかりやすいアドレスを設定している人や、運営会社が不明のサイトへのアクセスや登録、懸賞応募をしている人は、被害に遭いやすいと言われている。
大手携帯キャリアでは、迷惑メールが届かないよう対策を講じているものの、あの手この手を使い送られてくるようだ。
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■約6割が受信してる
しらべぇ編集部は、全国10〜60代のメールを利用している男女1,569名を対象に調査したところ、全体の58.3%が「詐欺メールを受け取ったことがある」と回答する結果に。
なお、男性58.5%、女性58.2%と男女差はあまり見受けられなかった。
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■50代は届きやすい?
さらに、男女年代別に詳しく見ていくと、もっとも、詐欺メールを受け取っている人が多い世代は男女ともに50代であり、女性68.5%、男性66.2%であった。
キャリアメールに慣れ親しんでいる世代。同じアドレスを利用している期間が長いため、アドレスが出回りやすいのかもしれない。
一方、10代の男女と20代男性では5割弱と、他の世代と比べて割合が低く若い世代では詐欺メールを受け取っている人が少ないようだ。SNSでの連絡が主流となり、メールを使用する機会が少ないのだろう。
詐欺メールの中には、開くとウィルス感染してしまい、個人情報を引き抜かれてしまうものもあるようだ。ある日を境に大量に迷惑メールや詐欺メールが届くようになった際は、クリックや返信などせず、キャリアの迷惑メール設定を利用しフィルターをかけるなどして、冷静に対処したいところだ。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代のメールを利用している男女1,569名(有効回答数)