「付き合ってほしい」と教え子に抱きついた教師 車内でキスも
教え子に何度もキスをした教師に非難の声が多数あがる
愛知県教育委員会は、不適切な行為をしたとして同県三河地方の高校に勤務する男性教師を、停職3ヶ月の懲戒処分にすると発表した。しらべぇ取材班は、教委に話を聞いた。
■自主退職
教育委員会によると、男性教師は7月9日、教室で2人きりになり、教え子の女子生徒と手をつないだり、抱き締めたりした。また、7月27日には自家用車内で同じ女子生徒にキス。さらに8月2日午後8時頃にも、自家用車内でキスにおよんだ。
男性教師は「教育者としての自覚が足りず軽率な行為をしてしまった」と10日付で退職願いを提出。自主退職のため、退職金は支払われる見込みだ。
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■職員の意識喚起に努める
愛知県教委は、しらべぇ編集部の取材に対して、
「県民の皆様の信頼を回復すべく、引き続き、校長会や各種研修会等、あらゆる機会を通じて、不祥事防止に対する職員の意識喚起に努めるとともに、今後も不祥事の根絶をはかっていく」
とコメントした。
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■教師に卒業後口説かれたことがある
しらべぇ編集部が、全国20代〜60代の女性736名を対象に調査したところ、全体の4.1%が「学校の卒業後に教師から言い寄られたことがある」と答えた。
世間の信頼を裏切る行為が多発している教育界。閉鎖社会の弊害が叫ばれるようになっている。この状況に現場、教委がかばい合うのではなく、危機感を持って教育に真摯に向き合わないと、教師という職業が地に落ちることになるだろう。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の女性736名 (有効回答数)