ラグビーW杯、試合後のイングランドの行動に物議 「潔くない」
ラグビーワールドカップ2019決勝戦後のイングランドの行動が、ネット上で物議を醸している。
2日、日産スタジアムで行われたラグビーワールドカップ(W杯)2019決勝戦。激闘の末に南アフリカに破れることとなったイングランドだが、その試合終了後の行動が、ネット上で物議を醸している。
■メダルを拒否するなどの行為
32対12と、大きく点差をつけられ敗北したイングランド。2度目となる世界一を逃し、準優勝に終わることとなった。そんななか試合後に行われた表彰式での一幕。
プレゼンターが選手の首にメダルをかけようとしたところ、一部の選手が拒否したり、また首にかけた直後に外すなどの行為が見られたというのだ。
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■川淵三郎氏も苦言
こうした行為に対し、元サッカー選手で、Jリーグの初代チェアマンや日本サッカー協会会長などを歴任した川淵三郎氏は自身のツイッターで、以下のとおり苦言を呈した。
「ウーン、やっぱり僕の性格からして黙っていられない。 いくら悔しいからって首にかけてもらった銀メダルを観衆の前で直ぐに外してポケットに入れるのはGOOD LOOSER のとるべき態度ではない」
最後には「少なくとも日本の子供達に真似をして欲しくない」と結んだ川淵氏。気になるのは、やはり未来のアスリートへの影響のようだ。
ウーン、やっぱり僕の性格からして黙っていられない。
いくら悔しいからって首にかけてもらった銀メダルを観衆の前で直ぐに外してポケットに入れるのはGOOD LOOSER のとるべき態度ではない。少なくとも日本の子供達に真似をして欲しくない。— 川淵三郎(日本トップリーグ連携機構会長) (@jtl_President) November 2, 2019