巨人育成2位・加藤壮太 「目標とされるような育成・独立出身選手を目指す」
読売ジャイアンツに育成2位で指名された加藤壮太選手の仮契約会見が行われた。
16日、読売ジャイアンツから育成2位で指名を受けた加藤壮太外野手(BCリーグ・埼玉武蔵ヒートベアーズ)の仮契約会見が行われた。
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■背番号は「006」
背番号は「006」。「あまり意識せず(頑張りたい)」と述べる。自らのアピールポイントは足。50メートル走5秒8の疾速で、今シーズンはチームトップの29盗塁をマーク。小・中学校時代にはリレーの選手で1位を取り続けていたなど、小さい頃から足には自信があった。
だが「走攻守すべてレベルアップしないと行けないと思うので、自分が今足りないと思っているところをどんどん聞いていきたい」。片岡治大・内野守備走塁コーチ、松本哲也・外野守備走塁コーチからの指導にも熱が入る。
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■高卒から独立リーグへ
中京高校(現・中京学院大中京)卒業後、大学や社会人の道を選ばず、独立リーグに挑戦した。「プロ野球選手になりたいという気持ちが強かったので、1年1年勝負ができる独立リーグに来て自分もやろうと。ハングリー精神は誰よりも強いと思うので、そこは自負してやっていきたい」。
「糸井選手のようになりたい」としながらも、育成や独立リーグ出身で目標とする選手は「目標としているよりは、僕自身が頑張り、育成・独立出身で目標とされる選手になりたい」と述べた。
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■角監督からも太鼓判
かつて、千葉ロッテマリーンズでプレーしていた角晃多・埼玉武蔵監督は「積極的なプレーが彼のなによりの魅力。高卒から入りながらも、シーズンを1年戦うモチベーションを高く維持してきた。自分の野球と向き合ったので3年目にしてこういう結果につながったのではないかなと思う」と太鼓判を押す。
同時に、「私自身、育成から入って支配下に入ったところまでしかいけなかったので、加藤には同じ境遇を感じるところもあるので1軍に行って活躍してほしい」とエールを送った。21歳の若き“稲妻”の新たな挑戦が始まる。
【加藤壮太(かとうそうた)】
ポジション:外野手、右投げ左打ち
1998年4月15日生まれ 愛知県出身 188センチ、91キロ 50メートル走:5.8秒/右投げ左打ち
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)