「今年の漢字」を大予想 歴史的な年となった2019年の一文字は…
あなたにとっての「今年の漢字」は一体どんな一文字だろうか。
12月12日に「今年の漢字」が日本漢字能力検定協会から、京都の清水寺で発表される。
その年をイメージする漢字一文字が公募から選ばれ毎年話題となるが、多くの印象的な出来事があった2019年は、どの漢字が選ばれるのだろうか。
しらべぇ編集部でも予想してみた。
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■やはり新元号の?
編集部内で、もっとも多くの記者が予想したのが「令」。今年は、4月1日に新元号「令和」が発表され、新天皇の即位に伴い5月1日から元号が改正された歴史的な年でもある。選んだ理由を聞いてみると…
「1年を通して心が痛くなるような出来事が多いなか、新元号の発表や天皇の即位など日本全体が一つになって笑顔が生まれた出来事だから」
「悲しいニュースや大きな自然災害にも見舞われましたが、新しい時代に力強く進んで行くという意味でも、この一文字がふさわしいと思います」
明るいニュースであったため、選んだ人も多い様子だ。
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■改元に絡めてさらに…
さらに、改元があったことも考慮しつつ、その他の出来事と絡めて他の漢字を予想する記者も。
「改」
「令和への改元、税率の改正があったので」
「変」
「平成から令和へ時代の変化や、ラグビーの日本代表ベスト8入りで歴史が変わったこと、関東全域で多大な被害がでた台風など日本の環境が変だから」
「進」
「不動のスター・イチローの引退や改元。性の多様化など価値観の変化が顕著にあった年。ただ、引退も改元も価値観の変化もただ変わっただけではなく、時代が進んだからこそ変わったことなので」
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■忘れられない災害も
また、台風や大雨の影響で甚大な被害がでたことに注目する意見もあるようだ。
「逃」
「台風で逃げることが求められたこと。庶民が苦悩を強いられる中、上級国民や政治家たちの逃げの姿勢が目立ったこと。また、フィリピンに逃げた地面師、あおり運転加害者なども逃げていたから」
「暴」
「新井浩史の性的暴行事件、兵庫県明石市の泉市長が暴言を謝罪、野田小4女児暴行虐待事件、くら寿司のバイトテロで株価暴落、台風の暴風雨…などがあったため」
人によって印象に残る出来事も様々だった2019年。今年の漢字は何が選ばれるのだろうか、発表が待ち遠しいところだ。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)