震災時より増えた? 約3割が「割り込み多くなった」
多くの人が遭遇するであろう行列。割り込みが多くなったと思う人はどのくらいいるのだろう。
満員電車やスーパーのレジ、イベントの入場待ちなど。日々の生活のなかで、順番待ちのため並ばなければいけない場面は多々遭遇するだろう。
これらはルールは決められていないのに、並ぶ人の心ひとつでマナーが成り立っている場合も。
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■震災時の行列
まだまだ爪痕の残る地域も多い2011年の「東日本大震災」。当時、被害のあった地域は大混乱になり、交通機関もパニックをおこした。しかし、そんな中でも、バスやタクシーの行列で割り込みをする人はいないどころか、譲り合う光景も見られた。
もちろん全てではないが、そこには日本に住む人の美徳が垣間見えたように思う。しかし、緊急時だからこそだった側面もあるだろう。
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■約3割が「多くなった」
そこで、しらべぇ編集部が、全国10~60代の男女1733名を対象に調査したところ、「列に割り込む人が以前より多くなったと思う」人は、全体の29.9%。
男女別では、男性は29.1%、女性は30.7%と女性のほうが1.6ポイント高いものの、男女差はさほど無いようだ。
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■目にする機会が多くなり?
さらに男女年齢別で見ると、40代男性が一番の高ポイントで36.4%。次いで、10代女性が36.1%という結果。
40代男性は、仕事も忙しく外に出る機会も多いだろう。そういった面で変化を感じることが多いのかも。また、10代は学校などに通い出し、満員電車に乗る機会が多くなった人もいるのだろう。そういったなかで、割り込みを目にする機会が多く、気にとめる可能性も。
あまりの行列や、急いでいるときには、つい割り込みを考えてしまう人もいるのかも。しかし並んでいるときは誰もが同じ気持ち。まわりの事を考える余裕を持って行動したいものだ。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1733名 (有効回答数)