正月の風物詩「箱根駅伝」 競技がマラソン人口増加に繋がっている?
正月の風物詩・箱根駅伝。盛り上がりから競技を始める人は…
2020年も開催された正月の風物詩・箱根駅伝。関東ローカルの大会ではあるが、高い注目度を誇っている。
数々のドラマが生まれる箱根駅伝を見て、走り始める人もいると聞く。そのような人はどのくらいいるのだろうか。
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■箱根駅伝を見てマラソンを始めた?
しらべぇ編集部では全国の10~60代の箱根駅伝を見たことがある人1,257名に「箱根駅伝を見てマラソンを始めた」かどうか調査を実施。
結果、「箱根駅伝を見てマラソンを始めた」と答えた人は6.8%。多くの人は中継など競技の様子を見ても「自分も走ってみよう」とは思わないようだ。
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■10代の割合が高め
箱根駅伝を見てマラソンを始めた人を性年代別に見ると傾向が出た。10代男性の割合が高く、12.1%となっている。年齢にもよるが、自分も出場できる可能性がある世代だけに「あの舞台に立ってみたい」とマラソンを始めるのかも。また、40代男性も10.6%。若者の頑張りを見て、「自分ももう一度頑張ってみよう」と奮起しているのだろうか。
一方女性はすべての世代で割合が1割を下回る。女性ファンも多い箱根駅伝だが、「自分が走る」気にはならないようだ。