神保町によしもと新劇場オープン ミルクボーイは「2年間チケット売れなかった」と嘆き
「神保町よしもと漫才劇場」オープン発表記者会見にアインシュタイン・吉田たち・トット・見取り図・ミキ・ミルクボーイが登場。
東京所属の6年目以下の若手芸人たちが芸を磨く場所「神保町よしもと漫才劇場」が、神保町に新しくオープン!
そのオープン発表記者会見が29日開かれ、アインシュタイン・吉田たち・トット・見取り図・ミキ・ミルクボーイが登場し、後輩たちにエール?を送った。
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■角刈りがロン毛に…
神保町と同じく、大阪にも若手漫才師のための劇場「よしもと漫才劇場」があり、そこで活躍している6組。なかでも「人気が全然なかった」「2年間チケット売れてない」ミルクボーイだが、M-1優勝で一気にブレイク中だ。
いまやテレビやニュースで見ない日がない2人。全く仕事が途切れない生活に、内海は「忙しすぎて散髪も行けなくて。ロン毛でやらせていただいてます」と言いながら、綺麗な角刈りを見せつける。
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■俳優・昴生?
そんなミルクボーイ以外の5組は上方漫才協会大賞を受賞しており、ミキ・亜生は「大賞をとって、お兄ちゃんのドラマが決まりました」と効果をアピール。
その言葉に昴生は「ドラマ見てます? 見てないっすか? 若手の人、全員見たほうがいいと思う」とドヤ顔になり、出演シーンを再現することに。
しかし、普段と全く変わらない口調とテンションに「ほぼ、ミキ・昴生。演じてない」とツッコミが。
昴生自身も「佐藤健さんとかには監督が演出に行くのに、僕だけノータッチ。看護師の役なんですけど、5話まで収録したのに僕、患者さんと1回も絡んでない」とまさかの発言。
さらに「『一旦止めます! ちょっとしゃがんでもらっていいですか?』って言われて、頭に(ハゲ隠しの)黒い粉かけられる」と切ない出来事を明かす。
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■みんな我が子
賞レースからドラマまで幅広く活躍する先輩方を追いかける、東京の若手芸人たち。イベントには1月バトルライブに優勝した14組も登場した。
上方漫才協会・会長の中田カウスは、「今はNSCという素晴らしい学校がある。僕らの時代は、雑誌に『芸能人住所録』という付録があって、直接家を訪ねて『弟子にしてください!』『帰れ!』と駆け引きした。
NSCを卒業した生徒たちが迷子にならないようにと考えたのが、上方漫才協会。師匠のいない世代に対して、協会が師匠の役目になっていろんな意味でサポートできれば。僕は(若手漫才師を)産んでいってるんですから、みんな我が子。みんなかわいい」と若手たちを見守った。
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつき あつこ)