香川県のゲーム規制条例可決へ 「情報開示が必要」と疑問を呈する声も
香川県がゲームやインターネットの依存症対策の条例を18日に採決することを明かした。しかし、ネットでは不審感を持つ人も。
香川県議会は12日、ゲームやインターネットの依存症対策の条例案が県民からの賛成意見が多かったことを踏まえ、18日に採決する方針であることを明かした。
■ゲームは1日1時間
条例は、18歳未満の子供を対象に、ゲームのプレイ時間を平日は1日60分を基準などとし、意見を募集したところ、県民2,613人が回答。8割以上の人が賛成という結果となった。
一方で、県内外の73の団体と事業者のうち、賛成は1団体のみだった。しかし、多くの県民から賛成を得たことから、採決確認を行う方針に決まったようだ。
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■情報開示が必要
条例に対する意見は、電子メール、郵便、FAXなどを使用したパブリックコメントで募った。いつもは4~5人程度の意見しか集まらないパブリック・コメントだが、今回の条例では2,613人が回答。
パブリックコメントは、詳細がホームページに記載されるはずなのだが、18日に条例の採決をする方針を明かした際には、その詳細は載せられなかった。
いつもより遥かに多いコメント数と詳細が見られないことを不審に思った人が「これだけ見れないのなんかおかしくない?」「情報開示請求します」といった投稿をしている。