京阪電鉄特急電車で人身事故 乗客は「ぶつかった瞬間、電車が浮いた感じ」

京阪電鉄守口市駅で人身事故が発生。列車に乗り合わせた乗客が感じたこととは…

2020/05/14 13:30


京阪電車
(写真提供:さいがさん)

新型コロナによる影響なのか、人身事故の投稿がSNS上に目立つようになってきた。しらべぇ取材班は、14日午前中に大阪府で発生した人身事故の列車に乗り合わせた乗客などから、話を聞いた。



■ホームから線路内に侵入した結果

京阪電鉄広報部によると、14日午前10時ごろ、守口市駅で、午前9時50分淀屋橋発出町柳行き特急(8両編成)が、人と衝突したという。

運転士は、守口市駅通過時、同駅2番線ホームから線路内に侵入する人影を発見。直ちに非常制動を行うと同時に、汽笛を鳴らすも接触した。接触者は死亡した模様とのことだ。


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■消防は心肺停止により不搬送

守口市消防本部によると、午前10時17分に駅員と、警察から人身事故発生との通報が入ったため、救急車1台が出動。現場で救助にあたったが、接触者は心肺停止のため、不搬送となった。

当該列車は、守口市駅で、運転を取り消したが、乗客・乗務員に怪我はなかった。事故の影響で、京阪本線、鴨東線、中之島線の全線で一時運転を見合わせたが、午前11時25分に運転を再開した。


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■一瞬電車が浮いたように感じた乗客

事故列車の先頭車両に乗り合わせた、さいがさんは、「ぶつかったとき、タックルされたように感じ、一瞬電車が浮いたように思えた。事故時は、スマホを触っていたので、人影は見ていない」と話す。

また、「事故後は、電車内を歩いてホームまで戻った。一番後ろの車両からホームに降りることができたので、駅からそれほど離れていない場所で列車は停止した」と語った。

14日午前7時34分ごろには、JR中央本線土岐市駅で、11日夕方には、JR京都線吹田駅でも人身事故が発生している。また、13日午前中には、第三京浜下り、保土ヶ谷手前付近の橋から、道路上に人が飛び降りる事案も発生していた。

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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