飛行機が窓を開けなくても上空で換気できるワケ ANAの解説に納得
ANAグループの飛行機は約3分で機内の空気を入れ替えることが可能。その仕組とは?
航空会社の全日本空輸(以下、ANA)が22日、公式ツイッターを更新。飛行中の飛行機で行われている換気について説明した。
■約3分ですべての空気が入れ替わる
ANAは「機内の窓が開かないと換気できないのでは?」という心配を受けて、飛行中の飛行機でどのように換気が行われているのか、3つのポイントに絞り説明。
飛行中、機内では約3分の間にすべての空気が入れ替わっていることや、上空の綺麗な空気を高性能フィルターを通して取り込み、常に機内の空気が上から下に流れていることを記した。
#機内の空気
機内の窓が開かないと換気できないのでは?とのご心配にお答えします。飛行中は
・約3分ですべての空気が入れ替わります
・上空のキレイな空気を高性能フィルターを通して取り込みます
・常に空気が上から下に流れている為、滞留しません▼詳細はこちらhttps://t.co/JhsO0Mztp6 pic.twitter.com/n7ivCFK68j
— ANA Group News (@ANA_Group_News) May 22, 2020
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■空気が循環する仕組み
ツイートに添えられた公式サイトには、さらに詳細な説明が記載されている。ANAグループの飛行機は、飛行中に新型コロナウイルスが極めて少ない上空の綺麗な空気を取り込み、その後機外へ排出しているそう。
取り込んだ一部の空気は、「病院の手術室の空調整備にも使用されている高性能フィルターで浄化して循環」しているため、「約3分間で機内の空気がすべて入れ替わる」仕組みになっているようだ。