巨人選手が新型コロナ感染 各国プロ野球の状況とNPBの今後は

プロ野球は6月19日に開催されるのか。野球主要各国の状況と合わせて見てみた。

2020/06/03 18:15


読売ジャイアンツ

6月3日、プロ野球巨人は西武との練習試合を中止にすると発表した。球団は坂本勇人選手、大城卓三選手が新型コロナウイルスに感染したことを発表。

また、同日のその他の練習試合は開催されている。



■NPBでは2例目に…

3月に発表された阪神に所属する3選手の感染に続いて2例目となる。NPBでは、6月19日の開幕に向けたガイドラインを作成している最中でもあったが、6月19日開幕を目指していたプロ野球に暗雲が広がった。

では、野球主要各国の状況はどうなっているのだろうか。


関連記事:張本勲氏、6月開幕目標のNPBに反対 「コロナと共存すべき」の声も

■すでに開幕している韓国と台湾

韓国のKBOでは、当初の予定より1か月余り遅れながらも5月5日に開幕。韓国野球委員会でも、感染を防ぐためのマニュアルが作成されており、試合中に唾を吐かない、ハイタッチをしない、審判やスタッフはマスクや手袋の着用を義務付けられている。

感染者が相次いだ場合はシーズンの中断を検討するとのことだが、現在も無観客で開催中だ。

順調なのが台湾のCPBL。4月12日の開幕後、選手や関係者から感染者を出すことなく、5月8日には最大1,000人の観客を入れて試合を開催しており、現在は、観客の上限を最大2,000人に上げ、球場内の飲食店も再開している。

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■難航しているMLB
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