東京都職員らが歌舞伎町パトロール 観衆の女子大生は「この街の民度わかってない」
東京アラートが発動中の歌舞伎町で、東京都・新宿区役所職員らが呼びかけを行った。
東京都は5日、新型コロナウイルスの新規感染者数が20人だったことを発表した。緊急事態宣言の全面解除以降、東京都ではこのように感染者数が比較的高い水準で推移しており、2日は警報を意味する「東京アラート」が発動されている。
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■都庁職員らが呼びかけ
5日の会見で小池百合子都知事は、「夜の街クラスター」が多く発生していることに関連して、東京・新宿にある都内随一の繁華街・歌舞伎町を名指しで言及。
それを受けて、5日夜、都庁と新宿区役所の職員らが、1時間ほど歌舞伎町を練り歩き、都民への呼びかけを実施した。呼びかけには、東京都医師会の医師たちも白衣姿で同行している。
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■多くの店が営業再開
4〜5月は開いている店も少なかった歌舞伎町だが、現在はほとんどの飲食店が営業を再開。通常の金曜日と比較すると人出は少ないものの、とくに若者グループの姿が多く見られた。
普段どおり客引きも多く、区役所職員が客引きへの注意を喚起する姿も。