パリ在住の辻仁成、当選倍率110倍超の「シャープのマスク」入手し感動
パリ在住の辻仁成が、シャープ製マスクを入手することができたと報告。倍率の高さなどから、実物を手に取ったときには感慨深いものがあったという
パリ在住の作家・ミュージシャンの辻仁成が、16日に自身のツイッターを更新。主宰を務める『Design Stories』内で連載中の「滞仏日記」の記事を紹介しつつ、シャープ製のマスクを手に取った際の感動と感謝の気持ちを記している。
■幻の存在だったシャープ製マスク
辻はツイッターにて、「あのSHARPのマスクがパリにやって来た」と、パリ在住の辻の元にもシャープ製マスクが届いたことを報告。抽選に当選しなければ手に入らないのだが、幸運にも『Design Stories』の編集部にて手に入れることができたという。
辻は記事内にて「在仏日本人会では入手困難と言われていた幻のマスク」とも記しており、実物を手に取った際には、その場にいた誰もが感慨深い感情に浸っていた様子。
辻のツイートには、「お試しありがとうございます」とシャープ公式ツイッターも反応している。
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■液晶パネル作っていた工場でマスク生産
シャープ株式会社は、三重県多気工場の液晶パネルも製造可能なクリーンルームを所有していることなどから、日本政府からの要請を受けて、今年2月28日に不織布マスクの生産を決定。
以降短期間で生産体制を整え、3月24日からマスクの生産を開始。未曾有の難局に立ち向かうべく、立ち上がった同社の取り組みは称賛を浴び、「安心と信頼のシャープ製マスク」は多くの注目を集めることに。
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■抽選倍率は現在も110倍超
その後、徐々に生産ペースを上げ、4月21日より同社ECサイトにて一般販売が開始されたのだが、あまりの人気ぶりに様々なトラブルにも見舞われた。現在は抽選販売に切り替わっているものの、その当選倍率の高さは毎回ニュースになるほど。また、今月10日に行われた第7回の倍率は118倍だったとも報道されている。
ちなみに、次回の第8回抽選販売は今月17日(水)で、1箱50枚入りのものが7万箱用意されているという。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)