佐川急便を名乗る不審電話が話題 広報担当は「怪しいと思ったら気軽に相談を」
佐川急便を名乗る不審電話が話題になっているが、本社には色々な報告が寄せられていた…
一時期、佐川急便を装ったフィッシングメールが話題となったが、今度は、「運転手を装った電話がかかってくる」との声がSNS上であがっている。しらべぇ取材班は、佐川急便本社などから詳しく話を聞いた。
■本社にも相談が
佐川急便の広報担当者によると、「伝票が濡れていてわからないため、住所を教えてほしいと電話がかかってきた」や、さらに「家族構成を聞かれた」といった問い合わせが、5〜6月に数件届いているという。
なお似たような相談は、2010年頃から寄せられているとのことで、必ずしも最近始まったものではないようだ。
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■様々なパターンがある不審電話
それ以外にも、佐川急便コールセンターの前田と名乗る人物から、「本日、娘さん宛に本人確認が必要な宅配便で発送する荷物があるので、詳しい住所を教えてほしい」との電話もあった。
また、佐川急便のドライバーを名乗る男から、「カード会社から本人確認の荷物がある。本人しか受取れないので、本人の在宅時間と携帯番号を教えて欲しい」といった内容の電話も。
さらに、佐川急便のAと名乗る人物からB社に、「御社の近くで荷崩れをしたときに、若い男性の方に手伝っていただいたのでお礼がしたい。社員の御名前を教えてほしい」との電話があったとの報告も届いたという。